今回は集中力が続く家内と思っている人向けの記事になっています。
集中力が長く続いてほしいと思っている人は沢山います。
もし、あなたが「集中力は生まれ持った資質だから自分にはそんな資質ないからこれからも無理なんだな」と、思い込んでいるなら今日からその思い込みは大きな誤解と認識することでしょう。
それではまず集中力のパワーの源はどこかというとそれは脳の一部の前頭葉です。
その前頭葉の働きの説明を行ってから集中力を高める方法を解説したいと思います。
前頭葉くんの働き
前頭葉くんはおでこの辺りにあります。
理性を司り、思考や創造性を担っている司令塔のような働きをしています。
この前頭葉くんは、行動や感情をコントロールしたり、相手の立場に立ってものを考えたり、やる気を出したり、集中力や思考力、記憶力、応用力を助けてくれる働きがあります。
しかし、この前頭葉くんにも使える力には限りがあるため、集中力を使うことによって消耗していく弱点があります。
一般的に集中しているときは、「何かをやろうとしているとき」「何かに取り組んでいるとき」だと思います。
しかし実は、「何かを我慢しているとき」や「何かをしたいと望んでいるとき」にも、前頭葉くんは消耗されているのです。
ですから、例えば「資格勉強を終わらすこと」と「勉強中はスマホを見るのを我慢すること」という全く関係のないはずの行動でも、使われる前頭葉のパワーの出どころは同じなのです。
つまり、「勉強が行き詰まっているから筋トレが続かない」「友人とギクシャクしていて、勉強に集中できない」というのは自然なことなのです。
これは前頭葉の力が消耗されてしまい、脳が休息を必要とする状態になっているの可能性が高いのです。
そして前頭葉には
- 何かをやる
- 何かをやらない
- 何かを望む
と、という選択や決断を担う領域がそれぞれあります。
その1つ1つの領域を使った選択や決断の時に、たとえ小さなことでも脳は集中力使い、前頭葉のパワーも減っていくのです。
そのように何かに没頭したり、誘惑に抵抗したり、将来の目標や明日の予定を考えたりするたびに前頭葉のパワーは消耗してしまい、いざ行おうとすることに集中力が発揮できない最悪な状態になってしまうのです。
ここまで前頭葉がどれだけ集中力に関わっているのか説明してきました。
ここからは、その前頭葉のパワー消耗させないで集中力が持続できるかの方法について説明をしていきたいと思います。
歯を磨くように行動を習慣化しよう
あなたは歯を毎日磨いていますか?
ほとんどの方は毎日磨いていることでしょう。そして、その歯を磨くのに集中力を意識するようなことをしていますか?
これもほとんどの方はNOと答えるでしょう。
あなたにとって歯を磨くことは、当たり前のことであり、考えることでもないでしょう。
そんな当たり前の行動を「あなたの習慣化」と言います。
それと同じように物事にあたるときも、習慣化にすることで前頭葉のパワーの消耗を減らすことができます。
例えば、資格勉強をすると決めたとき1日30分は勉強をすると決めてしまえば、1日の中で30分勉強する習慣を入れてしまえばいいのです。
そうすることで、勉強しようかな?どうしようかな?と、という前頭葉のパワーを使うことなく、歯を磨くかのように資格勉強の時間も習慣化できるようになります。
そうすることで無駄に前頭葉が消耗せずに集中力が持続するようになります。
とりあえず始める
それでも「なかなか勉強する熱意が持てない」、「やっぱりめんどくさいでも勉強しないとな~」と言い訳が出てしまう時もあります。
それもそうです。
いつも自分のコンディションは良い時もあれば悪い時もあります。
それでも集中したい人は
「今日のコンディションで出来ることはしよう」と、思うことです。
良いコンディションと悪いコンディションを比べても自分が辛くなってしまいます。
それなら悪いコンディションを理解して、出来る範囲の中で集中することです。
そして、「やるぞ!」と思い立ったらすぐに行動に移しましょう。
「とにかく取り組む」ことで、次第にやる気や集中力が高まっていくので、最初がつらいおっくうな作業も「まず始める」ことが大切です。
だまされたと思って、まず始めてみましょう。
机に座るやペンを持つだけでも構いません。
そうすれば次は参考書や問題集をパラパラめくってみるだけでもOKです。
そうすることで、徐々に集中してきます。
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