
親知らずの抜歯をした後、口の中の痛みの不快感
そして保育園へ子供の迎えとご飯の準備やお風呂ややることを思い浮かべるだけで、そのやることを放棄して痛みと共に静かに過ごしたいと思ってしまう
そう本当に何もしたくないと切に思うけどやるしかないという現実に、じゃあどうするかと
力の使い方を考える
痛みに耐える力とそれ以外に使う力を半々くらい
いやいや痛み7割、他3割にしよう
子供との時間は、話されたら対応する、わざわざこっちから何かを言ったりしない、聞く姿勢だけ貫く、受け答えも「うん」や「そうなんだ」で乗り切る
注意したくても声を出すのも辛いから最低限やってはダメということ以外は許す
だから何も起きないでくれ
ご飯なんていつもてきとうなものをさらにてきとうに
用意してるだけありがたいと思ってくれ
集中スイッチの終わりは寝るまで耐えてくれ
動作はや話し方はいつもよりもゆっくり丁寧
するとどうだろう
いつもイライラしている時間が、ゆっくりと痛み以外は心穏やかなことは確かだ
抜歯をしてここまでイライラが減るものか?
逆に痛みもあるからイライラはいつもよりも増していると思ったがそうじゃなかった
いつものイライラは自分が勝手に作り出したもの?
1つ1つしっかりやろうと思っていてけど、もしかしたらどれも注意が散漫になっていたのかも
1つ1つしっかりやろうじゃなくて、やることが複数あるなら逆にゆっくり丁寧にできる範囲でやってみると心が乱れにくいのかと感じた
その証拠にお風呂から子供と出た時、濡れた状態で床を歩き回られたくないと急いで自分の体と子供と体を拭かなくちゃという焦りが出てきて、さっきまでの心の穏やかさはそこにはなかった
時間に追われる、すぐに行うということは予定を終わらせるのにはいいことだと思うけど、家庭の中でもそれを行ってしまうと予定通り出来ないことの予想外に心は思っていた以上に乱れやすくなると分かった
まさか抜歯でこんなことを感じさせてくれるなんて思わなかった
それにしても、いつもの自分とこんなに変わるものかと思った自分の腫れぼったい顔を笑う妻
鏡の前に立つと頬が腫れて自分でも誰だと思う始末、漫画のように腫れているのがひと目見て分かるほど
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