情操教育の効果

家庭

ここ数年、「情操教育」という言葉をよく耳にするようになりました。

しかし、私は情操教育を知りませんでした。

妻から「これから情操教育を意識して生活していこう」と、言われ

私は情操教育を『上層教育』と勘違いしてしまい「上層教育をするのはいいけど中層教育、下層教育はどんなものなの?」と聞き返し妻から「自分で調べてみ」と言われてしまいました。

そんな調べたことを纏めてみました。

情操教育とは「子どもの豊かな心を育む教育」

情操とは「美しいもの、すぐれたものに接して感動する、情感豊かな心」と辞書で書かれていました。

そして情操教育とは、『情操の豊かで健全な育成を目的とする教育』のことだと言われています。

そうか、情操教育と子どもの心の教育と理解できました。

情操教育は4つに分けられる

これで終わりかと思ったら、その情操教育には4つに項目に分けられるそうです。

その4つは以下のとおりです。

  • 科学的情操教育(知的好奇心)
  • 芸術的情操教育(美術や芸術)
  • 道徳的情操教育(相手を思いやる心)
  • 情緒的情操教育(動物や植物とのふれあい)

化学的情操教育

小さな子どもって色んなことに興味関心があってすぐに触れたり持ってみたり遊んだりしてますよね。

もう好奇心のかたまりで親が少しでも目を話した瞬間にとんでもないトラブルに遭うことだって1つや2つだけではないと思います。

そしてそんな行動の元になる「どうして?」「なぜ?」と「不思議」を感じる能力が高い体と言われています。

科学的情操教育は、子どもの「どうしてこうなるかを知りたい」といった知的好奇心を刺激して育てていく教育のことを指します。

科学的情操教育によって知的好奇心を満たす経験を積むと、「学ぶことが楽しい」と感じられる子どもに育ちやすくなるというメリットがあります。

そうすると自ら学ぶ癖がついていて、しかもそれが「楽しい」からやっているという親からしたら超ありがたい姿ですよね。

芸術的情操教育

物事に触れたときに、「美しい」「感動する」と素直に感じる心を育てるための情操教育が芸術的情操教育です。

美しいものを「美しい」と感じる心を育てることで、豊かな感性や個性、想像力などを育むことができます。

道徳的情操教育

道徳的情操教育とは、他者や家族、友人を思いやる心・配慮する心、自分に優しくする心と、物事の善悪を考え自分の価値観やぶれない軸を作ってくれます。

情緒的情操教育

情緒的情操教育とは、自分や家族、周囲の友人や知人などの地球上に存在する動物や植物の命を大切に感じる心を育むための教育です。

命の大切さを知ることは、自分のことだけではなく、他の生命を大切にできる心の豊かさを養えます。

情操教育を始めるのに適した年齢は?

情操教育を始めるのに適した年齢は、3歳から10歳頃と言われています。

情緒を育むためには思いやりや他者の気持ちを理解し始める3歳くらいから始めるのがベストだと考えられていルそうですが、いつから行っても早すぎる、遅すぎることなんてないと思います。

大人の親だって子供と一緒になって動物や植物に触れたり経験をすることでもしかしたら大人の方が情操教育をしているかもしれないと思います。

子供から教えてもらっていることが多いと感じます。

家庭でもできる!情操教育

動物や植物に触れてみる、育ててみる

動物園や水族館などで動物に触れたりすることで、自分以外の命の存在に気づいたり、生命の大切さを考えるきっかけとなります。

自然の中で遊ぶことや田植えや野菜の収穫体験、植物を育てることを行うと植物に対する愛情を養ったりすることもできます。

植物だったら「観葉植物」がおすすめです。

体を動かす

体を動かすことには、骨や筋肉の成長と体力づくり、健康な体につながります。

そしてプラスアルファで達成感や成功体験による自己肯定感の獲得など精神面で安定するといった効果もあります。

音楽と合わせて体を動かす「リトミック運動」も最近流行っていますね。

絵本や本を読む

絵本の読み聞かせを実践することで、子どもの想像力や創造性、感受性が育つと言われています。

そして何より読書を行う習慣づくりにも繋がります。

読書ができることは超メリットしかないですね。

私は高校生になってもまともに本を読む習慣がなかったので、簡単な漢字でつまずく、文章の意味が分からない、繋がりが分からない、説明内容が頭の中に入ってこない。

1ページ読み終わるまで何十分もかかり辞書で漢字を調べて調べて調べる作業の繰り返しで、私にとって読書は「苦行」でしかありませんした。

そんなことになってほしくないから特に読書の習慣はついてほしいと思ってしまう。

音楽や楽器、芸術に触れる

美術館やコンサートといった空間を体験することは、子供にとってだけじゃなく大人の親もいい経験だと思います。

一緒に芸術性の高い本物の作品を鑑賞することは、芸術的な感性(美的感覚)や表現力、情緒を養うことに繋がります。

そのためにも少しでも予備知識をつけるのも楽しく鑑賞できるコツだと思います。

だから図鑑アートはおすすめかもしれません。

子供よりも自分の方が読んでいます。

健康よく食べる

食べることは心を安定させてくれます。

今では美味しいお菓子や砂糖がたくさん入ったものを食べるよりも野菜や魚、肉を少しでも多く食べることが心の栄養にも繋がり骨や血液、筋肉の成長を促してくれます。

食べなきゃダメというわけじゃないと思います。

大人でも好きなものを食べている人もいるし、いくら健康な食事をしてみても病気になってしまう人もいます。

だから健康なものを一口でも食べる習慣があるといいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました