自己理解を深めるため今回は、あなたの考え方の癖をみていきましょう。
あなたの思考が「やる気」や「感情」を変える!
思考傾向と聞いて難しいと思いますが、簡単に言うと私たちの「考え方の癖」のようなものです。
例えば、朝出かけようとしたときに洋服のボタンが取れてしまったとします。
その時、あなたはどのように考えますか?
「古くなっていたのかな?」と、あまり気に留めないで「今日は気分変えて違う洋服にしよう!」とプラス捉えますか?
それとも、「何か縁起悪いことが起きる前兆なのかな?」と、ネガティブに必要以上に不安になりますか?
これが、「考え方の癖」です。
同じ事象でも知らず知らずのうちに考え方の癖(思考傾向)を通して、最終的に生じてくる気分や感情は大きく変わってくるのです。
あんたはどんな特徴の思考傾向だろうか?
自己理解を深めていくために、あなたの考え方の癖はどのようなものなのか、心理テストをしてみましょう。
≪心理テストのやり方≫
- 質問は5つ
- 5つの場面にあなたが遭遇したとします
- その場面に遭遇した時、AまたはBどちらの考え方があなたの考えに近いか選ぶ
- ポイントはあまり深く考えず、単純にどちらに近いかだけを考えて選んでいきましょう
心理テスト
①スマホに傷が
A:「まあ仕方ないか!」
B:「スマホに傷が!何か悪いことが起きる前兆なのかな?」
②星占いを見るとあなたの星座の結果が最悪
A:「たかが占い!気にしない!こういう日もある」
B:「事故にあったらいけないから、今日は1日家にいたい気分」
③出かけようとしたら傘の骨が折れていた
A:「形あるものは壊れて当然!違う傘でいいか!」
B:「どうして壊れたんだろう・・・へこむな~」
④仕事でミスをしてしまった
A:「ミスぐらいたまにはあるよね!」
B:「こんなミスをするなんて、自分はなんてダメなんだろう」
⑤友人に誘いを断られてしまった
A:「そっか!また今度誘ってみよう!」
B:「私のこと嫌いなのかな」
心理テストは以上です!
心理テストの結果
この心理テストは、あなたがプラス思考に傾きやすいのか、ネガティブ思考に傾きやすいのかが分かります。
- Aを多く選んだあなたは「プラス思考傾向タイプ」
- Bを多く選んだあなたは「ネガティブ思考傾向タイプ」
- AとBが同じくらいのあなたは「バランスがよく出てくるタイプ」
ポジティブ思考の人
一般的にプラス思考の人は、「良い思考の持ち主」と捉えられています。
このタイプの人は、気分転換が上手だったり、なんでも前向きに考えることができるので、ストレスが溜まりにくく、心の健康度を高く保つことができる傾向です。
でも、プラス思考が強い場合には、物事をあまり深く考えずに行動してしまう場面もあります。
その場合は、周りをよく見て、暴走しないように心がけるなど、他社の意見を聞き入れるようにする姿勢も大切です。
ネガティブ思考な人
マイナス思考傾向が強い人は、クヨクヨ悩んだり、自分の殻に閉じこもってしまう傾向があります。
周囲からなかなかあまり良い評判を得られにくいです。
マイナス思考が強いと、必要以上に考え込んでしまったり、つい悪い方向に考えてしまったりして、結果的に自分の考えに苦しんでしまいがちです。
そして、マイナス思考傾向が強い人は、なんでもない情報を悪く捉える傾向があります。
この傾向は、何気ない出来事や、他社の悪意のない行動に対しても、過剰にマイナス思考をフル回転させ「あの人は私に対して嫌がらせや陰口を言っているんじゃないか?」と、イライラしたり落ち込んだりしてしまいます。
そのため、どうしてもストレスが溜まりやすくなってしまいます。
しかし、マイナス思考がすべて悪いというわけではありません。
マイナス思考の人は、とても敏感で、慎重に物事を進めるので、心ない人に利用されたり、人にだまされるということは少ないでしょう。
大きな失敗体験に苦しむことも少ないかもしれません。
マイナス思考に囚われ、考え込みそうなときに、自分に合った気分転換の方法を編み出すなど、自分を必要以上に苦しめない対策を練っておくことも大切です。
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