人はみんな同じ視点で物事を見ているわけではありませんよね。
環境やその時のコンディションのよってポジティブに捉えることもあればネガティブに捉えてしまうことも当然ありますよね。
昨日はポジティブに考えることができたのに、今日はネガティブに物事をみてしまっている時もあります。

なぜこんな風にポジティブに考えたりネガティブにふわふわ考えてしまうのか。
できるならふわふわしない、物事に対して一貫性のある見方、感じ方があればどれだけ楽か。
そんなことを考えた時、ポジティブな思考、ネガティブな思考はどこから発生しているのか考えました。
人によってはポジティブに感じることでも、ネガティブに感じてしまう人もいます。
それは物事の捉え方、反応です。
その反応はどうやって起きているのか
それについて「扁桃体」が関係していると思いました。
扁桃体について
扁桃体(へんとうたい)は、神経細胞の集まりで情動反応(喜怒哀楽)の処理と短期的記憶において主要な役割を持ち、情動・感情の処理(好悪、快不快を起こす)、直観力、恐怖、記憶形成、痛み、ストレス反応、特に不安や緊張、恐怖反応において重要な役割も担っています。
超簡単に言うと、扁桃体=喜怒哀楽を通してネガティブな反応を持つところ
扁桃核は人間の快・不快や恐怖といった基本的な情動(感情)を決める場所とわかりました。
人間の快楽、不快や恐れなどの情報を前頭葉に送り、前頭葉は、その情報をもとに、善悪や正邪の基準、規範を学んでいきます。
ここで扁桃体だけではなく、前頭葉もしっかり機能してないとネガティブな思考の癖も治りにくい可能性も出てきます
ネガティブな思考は危険を察知する優れもの
ネガティブと言ってもそれが全てダメなわけではない。
ネガティブと言われている思考もよくよく見れば素晴らしいことがたくさんあります。
危険を察知する能力がある
危険を察知する能力とは一体なんだろう。
例えば事故にあわないように道路から離れて歩こう
前から自転車が来るから橋に寄っておこう、後ろから自転車の音が聞こえるから端に寄っておこう
救急車の音が聞こえてきたから、車を端に寄せて救急車が通れる道を確保しておこう
ネガティブと言われていることも自分の身を守るため、周りの役に立つためと思うと素晴らしいと思うこともあります。
事前に準備ができる
事前に準備ができる事はつまり、前もって起こることを予想して回避する能力が高い人のことです。
例えば旅行に行く前の準備ではその場所の気候や環境を予め調べておくことで準備するものが明確になってきます。
逆に準備ができていないと常に何かしらの対応をしなければならないため少しもゆっくり探すことが難しくなります。
ネガティブを止めることはできない
ネガティブな思考はやめられないと思いました。
理由は扁桃体があるからです。
その日のコンディションや環境や人間関係を通して物事に対して恐怖や情動の方に考えてしまう。
それは仕方がないこと、自分を守るために行なっているかもしれません。
つまり、ネガティブは無くならない。
しかし少しでもネガティブを減らしたいと思いますよね。
いくら説明されて理解しても実際は全然分かっていない。
ネガティブを無くすにはそのさきのストーリー遮断する
物事に対して嫌な気持ちになる前に、『ストーリー』と言う言葉を割り込ませる。
そうすると、ストーリーと頭の中で言うことでネガティブな思考にすぐならずに済むということになります。
全ては自分で作り上げたストーリーなのです。
人間は音をただの情報として耳に入れているに過ぎないのです。
その人が勝手に物語を作ってみているのです。
つまりネガティブな物語は自分が作っているのです。
それならば物語を作らなければいいのです。
頭の中で物語が作る前に『ストーリー』と心の中に行ってみてください
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