いつも物事が締め切り時間ギリギリまでかかってしまうワケとは?
自分がダメだから?
上手くいくための解決方法はあるのかな?
パーキンソンの法則
自分がダメだから?と思っている人は勘違いしないでください。
締め切りギリギリまでかかってしまう人は「パーキンソンの法則」が働いているからです。
パーキンソンの法則とは
人は時間を与えられると、それを全部使い切ってしまうということです。
例えば8時間という時間を与えられて、2時間で終わるような仕事でも、8時間全部の時間を使って仕事をしようとします。
例え仕事量がどれだけ少なくても、「完成のために与えられた時間をすべて満たす」ように膨張するのです。
仕事は締め切りがないとダラダラとし引き延ばしてなかなか終わらないのです。
陥ってしまう原因は「締め切りまでまだ時間に余裕があるから」
そんな陥ってしまう原因について、締め切りまでの時間に余裕がありすぎて、集中力が欠けてし舞うからです。
そしてそんな状態だから結局業務の効率が下がってしまい、「時間に余裕がありすぎて、業務に取り組むまでに時間がかかってしまう」と開始時間に時間がかかりやすくなってしまうのです。
例えば、「夏休みの宿題」があります。
小学生や中学生など子どもたちにとっては嬉しいイベントである夏休み。しかしそんな夏休みに釘を刺すように存在しているのが夏休みの宿題です。
しかし、子どもたちに与えられる夏休みの時間は膨大です。
大抵の子どもたちは夏休みの宿題の存在を分かってはいながら毎日遊び、そして宿題のことをすっかり忘れてしまいます。
そして夏休みも終盤に近づき、宿題の存在を思い出しもう時間に余裕がないとなったところで、急いで課題に取り組むのです。
私もいつもそれで乗り越えてきましたし、宿題を諦めたことも毎回ありました(笑)
対策方法
開始時間の締め切りを決める
物事の開始する締め切り時間を設定することをおススメします。
なぜなら、いつも締め切りギリギリになってしまうのは開始する時間が遅いということです。
それならば早めに始めることで締め切り時間前に終わらせられる可能性が十分高いからです。
早速今日から始めてみましょう。
締め切り時間を1日前倒し
締め切り時間を1日前倒しするのです。
例えば夏休みの宿題だったら8月31日までをその一日前の8月30日にするのです。
そうすることで締め切りギリギリになることはないのは理解できると思います。
そしてここでいいのは仮に終わらなくてもまだ1日残っているという安心感です。
ギリギリになっている状態はどうしても心身ともに疲弊しています。
そんな状態ではスムーズに物事は終わらず無駄なパワーを使ってしまいます。
「時間短縮の改善」を意識
例えば夏休みの宿題を8月30日で終わらせられたら8月29日で終わらせられないかと考えて行動の改善を考えるのもおススメです。
なぜならパーキンソンの法則は与えられた時間全部を使おうとする法則です。
本当だったら夏休みの宿題ももっと早く終わらせられるコツもあったはずです。
「無駄なことをしていなかったか?」「開始するまでにスマホやテレビを見てしまったとか」
ゴールとは無関係なことをしていなかったか考え、気づき、改善することでもっと早く終わらせられ集中力も高まります。
出来たことを更に短い時間で出来ないか意識することであなたの時間は更に増えます。
まとめ
今回はパーキンソンの法則について紹介しました。
人は時間を与えられると、それを全部使い切ってしまおうと自然に行ってしまいます。
そのため、いつも締め切りギリギリになってしまうのもパーキンソンの法則だと思えば気持ちは楽になると思います。
しかし、締め切りギリギリになってしまうことで他の人に迷惑をかけないよう、自分で締め切り時間を早めたり、開始時間を設定したりと早く終わらせる癖をつけることで、締め切りギリギリにならならずにすみます。
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